既報の通り、8月3日(日)子規記念博物館において、高木主筆の講演が行われた。
講演タイトルは「羯南の『日本』、子規の『小日本』」。
博物館の第60回記念特別企画展「子規と『小日本』~新聞界の旋風~」の記念講演として企画されたもの。
講演では、陸羯南研究会発足の経緯から、これまでの研究成果が披露された。
子規文学にとって「小日本」編集主任の経験や、ひいては羯南との関係がいかに大きかったかを再認識する機会となった。
当日は遠路弘前より、陸羯南会舘田会長、東奥日報の松田氏もご臨席。台風11号と12号の狭間で雨模様の中、危ぶまれた来場者も、中学生らしき学生からお年寄りまで、ほぼ満席となる大盛況となった。
当日の講演内容は、子規記念博物館発行(季刊)の「博物館だより」に掲載される予定。やまだ