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<羯南と古島一雄>(66) 私立大学評判記(その55)

 今回は新たに「私立大学評判記(二十)慶応義塾大学部(五)四校理財科の比較」に入る。古島一雄は、慶応義塾大学部と早稲田大学の理財科(現在の経済学科)課程の比較を踏まえ、まず次のように述べる。

 「更に慶応義塾出身者が競争の敵手たる高等商業学校の課程に見れば又著しき相違あるを見るべし」

 当時、高等商業学校(現・一橋大学)がライバルであったことがわかる。また、そのカリキュラムを以下のように紹介している。  

○高等商業学校本科
  学科       第一年毎       第二年毎       第三年毎
           週時間        週時間        週時間
商業道徳       一    
商業文        一          一
商業算術       二          三
商業地理       二          二
商業歴史                             三
簿記         二          二          一
機械工学       一        
商品学        二          二
経済学        三          二          一
財政学                              二
統計学                              一
民法         三          二          一
商法                               四
国際法                              二
英語         六          六          六
仏、西、独、 
伊、清、露、     三          三          三
韓語の内一語   
商業学        三          六
商業実践                             八
体操         三          三
時間合計       三二         三二         三二

 古島は高等商業学校のカリキュラムが、「如何に実用的なるかを見る」と指摘するように、この当時、実社会で通用する学問となっていたことがわかる。
さらに、彼は専修学校(現・専修大学)の理財科のカリキュラムを以下のように取り上げて比較する。

○理財科(財政に重きを置く) 
第一年
経済大意、経済史(日本)経済学各論(貨幣論)帝国憲法、民法総則、民法物権、社会学、万国歴史、統計学、簿記学、経済地理、
第二年
銀行論、行政学、経済学各論(農業政策、工業政策、商業政策)民法債権、商法総則、商行為、純正経済学、刑法総論、簿計学論策
第三年
財政学(汎論及経常歳入論)金融及財政、経済史眼、社会政策、予算会計論、経済学各論(交通政策)親族及相続、商法(会社及手形)海商、国際法、国際私法、政治史、刑法各論、論策(科外)銀行実務論、保健政策
随意科 
英語経済学、財政史、商業実践論、経済貨物論

 古島は「読者は一々吾人の指摘を待たずして一目の下に其の課程の如何に官吏養成的たるやを発見すべし」と指摘する。

 意外に思うかもしれないが、明治13年(1880年)に法律科と経済科(後に理財科に改称)をもって開学した専修大学は、当時、すでに法律科を廃止し、理財科のみであった。このように明治30年代半ばでは、慶応、早稲田、高等商業学校、専修学校が競合関係にあったことがわかる。

 いしがみ
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by kuga-katsunan | 2013-06-28 09:43 | その他 | Comments(0)

東邦協会報告  パンフレット

  今週、発行の「東邦協会報告」のパンフレットが、ゆまに書房さんのHPにUPされました。

http://www.yumani.co.jp/np/isbn/9784843342091

以下は、パンフレットの主要部分です。


明治二四年、東洋諸国と南洋群島の 調査・研究のために創立された東邦協会の機関誌。 近代日本の対外認識を知る上で極めて重要な資料。

【本書の特色】
●日本がアジアや世界に目をむけはじめた明治中期の潮流を体現する雑誌の復刻。
●政官財界、軍、言論界、学界などで当時あるいはその後活躍した人物が加わった東邦協会の機関誌である。
●各執筆者の全集未収録の論説などを含む。
●最終巻に詳細な総目次と解題(朝井佐智子)を付す。

◆……東邦協会報告………◆
◆1891(明治24)年、東洋諸国および南洋群島との通商、移民のための調査・研究のために創立された東邦協会の機関誌「東邦協会報告」(全38号)は1894(明治27)年に「東邦協会会報」と改題され、1914(大正3)年まで続いた(全231号)。
本企画はまず、初期の「東邦協会報告」を取り上げる。
月刊で、各号128頁程度。

◆東邦協会の会員は多彩な顔ぶれであり、欧化政策や対欧米中心の外交から、アジアに目を向ける流れの中で、政治家、ジャーナリスト、官僚、学者、経済人などが加わっている。
★主な当初会員:

板垣退助、伊東巳代治、犬養毅、池辺吉太郎、井上哲治郎、原敬、星亨、尾崎行雄、岡倉覚三、渡辺国武、河野広中、谷干城、田口卯吉、副島種臣、中江篤介、榎本武揚、陸実、矢野文雄、福本誠、小村寿太郎、岸田吟香、三浦梧楼、三宅雄二郎、柴四朗、志賀重昴。

★後の主な入会者:

伊藤博文、井上毅、岩崎弥之助、岩村通俊、頭山満、徳富猪一郎、勝安芳、金子堅太郎、樺山資紀、嘉納治五郎、高田早苗、村山龍平、内田康哉、松方正義、益田孝、後藤象二郎、近衛篤麿、児島惟謙、加藤高明、宇垣一成、松永安左ヱ門、秋山真之、渋沢栄一。

◆記事の内容は多彩であり、執筆者それぞれの全集未収録の論説なども多く含まれている。基本的に東洋に関する論説・記事・報告等が中心だが、それ以外の地域のものも少なくない。


監修にあたって

安岡昭男(法政大学名誉教授)

 筆者が国立国会図書館に通い、東邦協会の機関誌(報告のち會報)全巻(欠号は他館で)を通覧検索し、「東邦協会についての基礎的研究」を大学紀要に掲載したのが一九七七年、補訂して、論集『明治前期大陸政策史の研究』に収めたのが一九九八年であった。

 爾来今日に至るまで管見では東邦協会に関する本格的研究に接しない。僅かに『東亜』(霞山会)の四一四号(二〇〇一年)に狭間直樹「初期アジア主義についての史的考察」5 第四章 東邦協会について」がある。霞山会は東亜同文会の精神を継承。『東亜同文会報告』は復刻版が、ゆまに書房から出ている。

 昨年、愛知淑徳大学の西尾林太郎教授から学位請求論文審査の副査を依頼されたが、論題が東邦協会と聞いて快諾した。この学位取得の当人こそ、ほかでもない、解題執筆者の朝井佐智子氏である。網羅的で綿密な調査検討を施し、先行研究より格段に歩を進めた。全巻復刻という出版社の英断とともに、解題に最適の担当者を得たことを喜びたい。


有山輝雄(東京経済大学教授)

 一八九一年に設立された東邦協会は、その事業として「東洋諸邦及ひ南洋諸島」に関する地理、商況、兵制、殖民、国交、近世史、統計を講究することをあげている。実際、その機関誌『東邦協会報告』には、識者の論説とともに、東アジアや南方に関する実に様々な情報が掲載されている。それら情報は、当時にあって貴重な情報であって、東邦協会が一時は一二〇〇人にも及ぶ会員を擁した一因もこの豊富な海外情報記事にあったことは推測に難くない。明治期には海外事情に関する情報を入手する方途は限られていた。無論、質量とも豊富な情報をもっているのは外務省であるが、それらが民間にまで公開されていたわけではない。特に、問題となるのが東アジアや南方に関する情報の乏しさである。もともと日本にとって身近な存在である、これらの地域の情報が少ないというのは奇妙な事態であった。

 開国以来、日本は必死になってありとあらゆる領域に関する情報を海外から入手しようとした。そのために岩倉具視をはじめとする政府要人自ら視察の旅に出たし、数多くの留学生が政府費用で派遣された。

そうした努力によって多くの情報が集積されていった。しかし、それらの情報は主として欧米に関わる情報であったのである。明治中期に日本が政治・経済などで東アジアと直接的関係をもった段階で、それら地域に関する情報が意外に乏しい実情があらわになってきた。しかも、それらに対応する政府機関・学術機関も貧弱であったのである。そこに東邦協会のような民間団体が活動する余地があり、彼らが収集した情報は社会全体からみても貴重なものであった。

 それら活動に従事した者たちには、一筋縄ではいかない複雑な思惑があり、今後研究を深めていかなければならないが、『東邦協会報告』は近代日本の対外認識を知るうえで極めて重要な資料になっている。今回の復刻の意義は大きい。
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by kuga-katsunan | 2013-06-23 16:07 | ニュース | Comments(0)

日華出版社  藤井石童

  今年は、新聞日本に縁の深い画家、中村不折の没後70年にあたる。

 不折の資料を少しづつ見ていくうちに、日華出版社の昭和美術百家選の中の、中村不折を見る機会を得た。

  筆者の藤井石童こと、秀五郎の巻頭が面白いので紹介させていただく。

「余が四十余年前、故福本日南の紹介により新聞「日本」の客員として海外事情を同紙に発表したことがある。

  其前後に画人不折の挿絵を同紙に見て初めて彼を知った。
 
  それより十余年を経て支那大陸生活に別を告げ、東都に筆陣を張り、各種述作の刊行に入り、親しく不折其人に接し、晩年美術評論紙を経営する様になり、益々認識を深めて来た。」

(藤井石童「中村不折」日華出版社、昭和16年10月)

たかぎ
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by kuga-katsunan | 2013-06-23 07:44 | トピックス | Comments(0)

追悼 住田良能氏

 産経新聞社長を勤めた住田さんがなくなられた。
青木先生と司馬さんからの宿題である、陸羯南研究を始めるにあたり相談に行ったことがある。

その際、産経新聞に入社が決まった時に、陸羯南全集を買って、今もリビングの本棚の目につくところに置いて、羯南を意識しているとおっしゃった

 羯南のご子孫の方が、産経新聞の愛読者だと申し上げると、大変喜ばれた。これは、たぶん、青木先生と司馬さんも聞かれれば、同じだろうなと思った。

 新聞経営の激務の中での消耗が大きかったのではないかと思える。

これは、時代は違うが、明治期に、苦闘した羯南を想起させる。

 研究会が、2009年、青木先生の七回忌の時につくった「陸羯南と新聞日本の人々」に書いて頂いた文章を追悼の意を込めて、再録させて頂く。

「陸羯南研究発行に寄せて

             産経新聞社代表取締役社長        住田 良能


 小社だけでなく戦後のメディア界に大きな足跡を残された青木彰氏(青木塾のみなさん同様、以後は先生の呼称を使わせていただきます)がお亡くなりになられてからはや、六年の歳月が流れました。

 その先生の七回忌にあたり、筑波大学で先生の教えを受けた青木塾有志のみなさんが、陸羯南に関する研究をまとめられたことに新聞人の一人として感謝申し上げます。


 みなさんの陸羯南研究は、これまた小社の大先輩である司馬遼太郎氏から青木氏に託されたものの、先生が病に倒れて未完に終わり、高木宏治さんたちがその遺志をついだのが始まりと聞いております。

 研究会のメンバーが、週末の休みを利用して手弁当で羯南ゆかりの弘前をはじめ、資料発掘やゆかりの人々に会うために全国を飛び回ってお二人の遺志をさながら駅伝のタスキのごとくつなぎ、息の長い活動を続けられていることに深い敬意を表します。

 その成果は、新聞「日本」の付録である「日本画報」や「明治中期分県地図」を発掘したばかりでなく、復刻版発行にこぎつけるまでに結実しています。

  小紙をはじめ日本経済新聞、東奥日報などでも大きく取り上げましたが、研究会の活躍ぶりに泉下のお二人も目を細めておられることでしょう。
 
  さて、新聞をはじめとする現代のメディア界はかつてない激動期を迎えています。

  明治政府の専横と闘い続け、政府や政党はもとより、行き過ぎた商業主義からも距離をとろうと「独立新聞」の必要性を強く主張した羯南の今日性はいささかも古びていません。

  羯南の事績や新聞「日本」についてのみなさんの研究成果は、今日のメディア界を照射する鏡となると確信しております。

  末筆ながら研究会のますますの発展をお祈りいたします。」
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by kuga-katsunan | 2013-06-12 21:32 | トピックス | Comments(0)

羯南資料復刻シリーズ第五弾 東邦協会報告 復刻へ

 お蔭様で、羯南関係の資料の復刻も第五作を迎えます

今回は、東亜同文会に先立ち、明治二十四年に副島種臣を中心につくられた、南洋、アジアを総観する団体が、東邦協会である。

 http://www.yumani.co.jp/np/isbn/9784843342091

 今月に第一期が刊行予定、年内に完結予定です。

 アジアが注目をあびている今、十九世紀の日本は、どう見ていたか

 乞う、ご期待

たかぎ                             
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by kuga-katsunan | 2013-06-10 22:58 | ニュース | Comments(0)




明治を代表する言論人・ジャーナリストである陸羯南の足跡を追う          昭和後期~平成におけるマスコミ界のご意見番・青木彰の弟子達による記録
by kuga-katsunan
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