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<貧天地 飢餓窟 探検記>  大我居士 桜田文吾

 紀田順一郎に<東京の下層社会>と題する著作がある。(新潮社、平成2年5月)

 明治期から昭和の終戦に至るまでの、東京の下層社会を描いた作品を描いているが、その最初に紹介されているのが、新聞日本に連載されていた、大我居士こと桜田文吾のルポルタージュ<貧天地 飢餓窟 探検記>である。オリジナルは、明治23年8月から新聞日本に連載されていたルポルタージュである。

 桜田は、1863年仙台藩士の家に生まれた。紀田の紹介によれば

 <幼くして父を失い、さらに二人の兄がそれぞれ戊辰戦争と五稜郭の戦いに敗れたのち病没、一人の姉も誘拐されたため、母親は悲嘆のあまり世を去った。>(同書)

 このあたりは、同じく新聞日本に連載されて評判を呼んだ<血写経>の著者愚庵天田五郎の生い立ちに似ている。奥羽列藩同盟に加わった、いわゆる<賊軍>の藩の人々は多かれ少なかれ同じような境遇を味わったのだと思う。新聞日本に集まった人々の多くは、<賊軍>の藩出身者が多かったようだ。

 <彼みずからは苦学の後に東京法学院(のちの中央大学)卒業、縁あって陸羯南の経営する日本新聞社に入社することができたのであった。>(同書)

 この連載は、新聞記者になるまで、苦渋に満ちた少年時代、青年時代を経験してきた桜田ならではの視点なのだといえよう。

  <むかし、新聞記者が取材のため変装するのは日常茶飯事であったが、いまはその種の感覚が薄れてしまっている。一億総中流のため、あらゆる職業がサラリーマン化し、変装なんかする必要もなくなった。>(同書)

 報道の基本である<現場百篇>、クラブ報道が記者と新聞を堕落させたのかもしれないが、このルポはまさに現場に身をおいた作品だったといえよう。

 この連載は明治26年5月に、日本新聞社から<日本叢書>の一冊として出版された。

たかぎ
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by kuga-katsunan | 2007-04-05 23:46 | トピックス | Comments(0)
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明治を代表する言論人・ジャーナリストである陸羯南の足跡を追う          昭和後期~平成におけるマスコミ界のご意見番・青木彰の弟子達による記録
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