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シンポジウム 近衛篤麿とその時代

 12月10日、京都、立命館大学で開催されました。

「近衞篤麿とその時代―近衞篤麿と明治アジア主義―
「Think Asia-アジア理解講座」京都シンポジウム

明治28年、日本の勝利のうちに日清戦争が終結すると、欧米列強間の中国分割競争(「支那分割」)は激化し、日本も、中国、東アジアの分割に参加することになる。そしてそれと平行するように、日本国民は中国や中国人に対して蔑視感情を持つようになっていった。
このような日清戦争後の「支那分割」論の隆盛と対中世論の驕慢化を憂えたのが、五摂家筆頭近衞家の当主、近衞篤麿である。明治31(1898)年1月、近衞は論文「同人種同盟、附支那問題研究の必要」を雑誌『太陽』に発表、驕慢化した対中世論に警鐘を鳴らした。近衛は、欧米の人種主義に対抗するために、「同人種同盟」を説き、31年11月には、「支那問題の真相」を研究すべく、興亜団体、東亜同文会を組織した。近衞の周辺や東亜同文会には、主義主張は異にしながらも、日本にとって中国が重要な存在であり、「支那問題の真相」を研究することが焦眉の課題であると考える多くの人材が集まった。さらに、近衞は、張之洞、康有為等多くの中国人人士とも交わった。
昭和53(1978)年の平和条約締結以降、日中関係が最悪の状態にあると言われている今日、「支那問題の真相」を研究することの重要性を唱えた近衞篤麿という存在は、日中関係はいかにあるべきかとということを我々に問いかけているのではないだろうか。

▼日時:12月10日(土) 12:30開場 13:30開始
▼会場:立命館大学衣笠キャンパス敬学館
<特別講演>
名和 修(公益財団法人陽明文庫)
<報告者>
クリストファー・スピルマン(上智大学)「明治アジア主義の可能性」
嵯峨 隆(静岡県立大学)「近衞篤麿と近代中国の政治変動―人的交流を中心に―」
高木宏治(陸羯南研研究会)「近衞篤麿と明治言論人」
栗田尚弥(國學院大学)「同人種同盟論を巡って」
<コメンテーター>
山崎有恒(立命館大学)
<司会>
髙村總史(國學院大學)

▼主催:霞山会、立命館大学 アジア・日本研究所
▼後援:公益財団法人陽明文庫、京都新聞

 篤麿公をめぐる言論人の中で、羯南の部分に集中して報告させて頂きました。

 詳しくは、霞山会発行の「Think Asia」の次号の記事をご覧頂ければと思います。

 どのテーマにとっても、中国の存在が大きく、現代から、この時代状況を照射するという試みも
今後必要かなと思います

  たかぎ
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by kuga-katsunan | 2016-12-13 13:31 | ニュース | Comments(0)
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明治を代表する言論人・ジャーナリストである陸羯南の足跡を追う          昭和後期~平成におけるマスコミ界のご意見番・青木彰の弟子達による記録
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