今年1月1日元旦の東奥日報の紙面は、見開き全面で陸羯南の特集を組んだ。
子規が漱石に送った手紙や拓川の手紙、佐藤紅緑のエピソードをひいて、羯南がいかにまわりの人々に敬慕されたかを紹介し、松田編集委員は
「落涙するほど敬慕される人とはどんな人物であったのか。
人々との深い交わりを通して人間・羯南を探ってみたい。」
としている。
羯南のライフストリーに従って、彼に大きな影響を及ぼした人物を中心に生涯をたどる、これまでにあまりスポットのあたってこなかった人物の登場が期待される。
これまで、父の中田謙斉、父のいとこ、・佐々木元俊が取り上げられた。
毎週金曜日の夕刊に連載中。
たかぎ