3日の産経新聞に紹介されました。
以下、産経ニュースから
「作家の司馬遼太郎氏が生前、産経新聞時代の同僚だった故青木彰筑波大学名誉教授に送った手紙が
6、7日、筑波大学で開かれる「司馬遼太郎と青木彰名誉教授展」の中で初公開される。
手紙が書かれたのは昭和53年頃。
この中で司馬氏は、大学教授に転身したばかりの青木氏を「よきジャーナリストをそだてること、
みごとなご方針だと思います」と激励。
正岡子規ら幾多の文化人やジャーナリストを育てた明治の新聞人、
陸(くが)羯(かつ)南(なん)の研究を勧め、自身も「大風に灰をまいたような話をしてもいいです」と
研究の「露払い役」を買って出ている。
青木氏は司馬氏没後、司馬遼太郎記念館建設に尽力。
メディアのご意見番としても活躍し、平成15年に死去。
遺志は教え子の高木宏治さん(55)らに引き継がれ、同展でも陸が主筆を
務めた新聞「日本」の一次資料が多数展示される。
高木さんは「手紙から2人の絆の深さが伝わってくる。
展示会をきっかけに陸研究の裾野を広げていきたい」と話している。
会場は茨城県つくば市天王台の筑波大学会館。
問い合わせは、同大広報室(電)029・853・2040。」